"あぼぱに対して「いろいろと奇跡的な集団だと思う」"

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ほんと、いろいろと奇跡的な会社だったんだなと今なら思います。 
あれだけいいものを作ることに積極的で、 
ある意味ひねくれた会社が存在していたこと自体、本当に恵まれていたこと。 
以前友人が、あぼぱに対して 
「いろいろと奇跡的な集団だと思う」と言っていた意味が、今なら解る。

元あぼぱスタッフ「くない瓜(宮次とおる)」氏のブログから。ちょっと読んでいて"うるる"と来るものがあったので。。へへっ。
良い意味でも悪い意味でも、愛すべき馬鹿野郎達の集団で、スタッフもブランドもネタの集まり。それが「アボガドパワーズ」というブランドでした。思い返してみれば、同ブランドとの付き合いは、デビュー作『黒の断章』から。"好きでもないブランドと・・・一緒にいると思う?"
エロゲ業界全体が未熟で、すべて暗中模索だったあの当時だったらこそ、今でも武勇伝として語り継がれるあんな無茶が出来たんだと思う。個性溢れる一癖も二癖もある豪傑達の集まりな梁山泊のようなイメージがあって、ずっと思いを馳せてました。浦しゃっちょーや大槻しょっちょー、その他スタッフによって作られた奇跡のような軌跡はイマでも心に残り続けており、代表作『終末の過ごし方』によって打ち抜かれたあの衝撃はイマでも色褪せていません。未だに俺的エロゲ史上最強キャラは「D.J WALK」が不動の地位をキープ。あんなにもKAWLでカッケーキャラは他にはいない(しょっちょーを透過してしまうけど)。起こらないから奇跡って言うのかもしれないけど、幾多にも積み重ねられた必然によって生み出される奇跡があってもいいじゃない。それが"あぼぱ"という存在でした。
しょっちょーはロスクリで統括や今でも現役バリバリのピッチピッチのシナリオライター、「吉澤友章」氏は第一線の原画家、「本田直樹」氏は「エルフ」や同人ゲーや『コミック桃姫』で表紙を担当されていたり、「宮次とおる」氏は『夢見ヶ丘』や『猫カノ』の原画やグラフィッカー、「小池定路」氏は漫画や小説の挿絵、「矢野雅士」氏は、、ええと『FFXI』とか、、、まぁ頑張れ!超頑張れ!!そんなしゃっちょーの可愛い教え子達は、悩んだり迷ったり泣いたり笑ったり喜んだりしながら、今でも元気に活躍されておりますよっと。きっと水没することのない空の上からゆっくりと見守っていることでしょう。


かつて交わした約束と いつか還るべき場所へ。『人工失楽園』が世に出るその日を夢見て。(諦めてるけど)