【第1回】廃人クラスタ・活動報告 vol1

◆1店目、宇ち多゛@立石(11:45〜12:50)◆


http://hamada.air-nifty.com/raisan/2008/10/post-f5d3.html
第1回目の口開け店に選んだのは、エロゲ系廃人クラスタの面々がこよなく愛してやまないモツ焼きの名店「宇ち多゛」。What a beautiful motuyaki!
かてきょ兄さんからご紹介いただいたことで、土曜日の午前中からベロンベロンに酔い潰れてしまうという真っ当な人生から道を踏み外すキッカケとなった特別な思い入れのあるもつ焼きの名店。
そもそも午前中の早い時間から開店してくれている居酒屋なんて、ここぐらいしかありませんので。。(有名なところでは、まるます屋@赤羽、いせ家@吉祥寺などもありますが、今回の参加者の方々には遠くて、僕の好みとは違うので、選択肢にはありませんでした)
11:45ぐらいに本日のゲスト(@hiyama、@yuuno)が立石に全員集合。喝采せよ!喝采せよ!おお、おお、素晴らしきかな。廃人クラスタの面々が酒都・立石の地にある。現在時刻を記録せよ。クロック・クラック・クローム!貴様の望んだ“その時”だ!廃人クラスタの面々よ、震えるがいい!(アル中的な意味で)
タイムラインを覗いてみると、@judas_iscariotさんが仲間になりそうな顔をされていましたが、悪いな、judaさんこの店は3人用なんだ。(今回選んだ一次会と二次会の店は、最大でも30人程度しか入れない規模の小さいため、大人数で押し寄せて長時間占有するのは、飲ん兵衛の仁義に反するのです。逸般人の仁義など一般人には理解出来まい。飲みに行くのは、せめて1人。いいや2人。)
酒よこたわる国、酒都 立石につなぎとめられた、3人の仲間の織りなす、飲酒と消化のタピストリ。さあ、マッドアルコールーパーティーの始まり。ねえ、お酒を飲ませて。

・・・。

まぁいつものことですが、すぐに入れることなく、正面入り口に15人程度の行列が形成。今日は連れている方が多いこともあって、邪魔にならぬように裏口に向かったところ、こちらも5人程度の並び。
順番待ちをしながら、延々と酒トークで盛り上がる。一斗缶(18L)のキンミヤがあるという話をお聞きし、「机にキンミヤの一斗缶を並べて、ストロー代わりの石油抽出ポンプを口にツッこみながら呑むオフ会とか素敵だよね。」といったような、実に廃人クラスタらしいトークで盛り上がりました。
途中にメンチカツを頬張ったエトランジェの@sixty_sevenさんとエンカウント。「一緒に地獄の釜を見に行きません?」などと黒いお誘いするも、別件の用事があるとのことで別々で飲むことに。まぁろくちんとはいつでも呑めるし、何度も顔を合わせているので、今回は廃人クラスタを優先することに。

待ち時間は20分程度で入店。頻繁に顔を合わせる超常連の和服で粋なお爺様から声をかけられたので、軽くご挨拶。この些細なやり取りが嬉しいんだ。すごく。
今回の梯子酒は長丁場ということもあって、自分と@yuunoさんは大瓶で控えめに。@hiyama大先生は遠慮無く梅割りに。「こやつ正気か!?」と思いつつ、「酔う事から全ては始まる、正気にては大業ならず、酒道はシュグルイ酒狂いなり。」と酒道を正しく実践されている。居酒屋は芝居をするところではござらぬ。
注文は定番の、ラガー大瓶、煮込みアブラ大、カシラタレ、あとは普段なら頼まないレバーの若焼き素焼きのお酢無しも一緒に。珍しくレバーを注文したせいか、あんちゃんから「たしかレバー駄目だよね?大丈夫なの?またあんなことにならないでよ(笑)※1」というキビしいツッコミが入る。(※1、まだレバーを克服していない当時に無理して食べたせいで、店内で嘔吐したという苦い経験があるのです)この"デレ"があるからこそ、このお店に通うのが止められないのですよ¥。(ちなみに、普段はめっちゃ"ツン"です) それ以外にも、だいこんお新香のみ、ガツ生、アブラ生、ナンコツ生、なども一緒に注文。
@hiyama先生曰く、「「宇ち多゛」以外であの値段でこれだけのクオリティを持ったモツを出す店は無いよ。焼きなら他店でもそれなりに食べられるけど、この生だけは無理だね。」と絶賛。唯一無二なモツ焼きとあの独特というか異端とも言える雰囲気を醸し出すからこそ故のカリスマ。
普段なら確実に注文しないかてきょ兄ご推薦のアブラ生をせっかくの機会なので頬張ってみるも、たしかに焼きに比べてアブラっぽさがまったく無く、確かに美味しいのですが、サクサクッとしたあの独特の食感があまり自分好みではなかったのだった。アブラとガツの生を1本づつなら丁度いいかも。また新たな注文のレパートリーが増えたなぁと思いつつ、満たされたキモチと共に席を立つ。
お会計の際にアンちゃんから「そろそろ二毛作が空く時間だね。」と声をかけられて、「これから新宿の思い出横丁で梯子しに行くんですよ」と答えると、「悪い思い出を残さないようにね(笑)」と本日二度目のデレを見せてくれて、全俺が撃沈。僕は、きみにこう言おう。「おれ、この店が大好きなんです。本当に。」。「お釣りはいらないよ」「頂戴しておきます。毎度どうもね!」のやり取りと共に、週末にまた通おうと心に誓うのだった。


もちろん、立石の裏最強食物と名高い、駅前のお肉屋さんにある揚げたてメンチカツ(ソース付き)を頬張ることも忘れません。うまうま!あつ、うま!

◆2店目、カブト@新宿(13:55〜14:40)◆


http://www001.upp.so-net.ne.jp/izakayajunky/kabuto.htm

立石から馬喰横山で都営新宿線に乗り換え、酒都から罪都へと移動。リドル・廃人達の狂乱の宴は続く、まだ続く―――。
@hiyamaさんから、ギフトとして『新ヘパリーゼ ドリンク』の差し入れをもらったッス!嬉しいッス!

新宿のとらで各人が買い物をした後、さくらやの角を右に回り、思い出横丁の看板の細い道を歩き続けて、突き当たりに「カブト」の暖簾を発見。場所が場所なだけに簡単には見つからないのではないかと心配していましたが、思ったよりもあっけなく見つかりました。うん、"いかにも"な雰囲気出ている。
開店5分前の少し早目に到着したところ、既に7割ぐらい埋まっているような状態。そもそも3人で来店されているようなお客は皆無だったので、少し場違いだったのかもしれません。焼き場前の特等席がちょうど三人分空いていたので、そちらに座らせてもらうことに
事前に予習しておいたとおり、一通り(7本)とキンミヤ焼酎を注文。焼酎割り用の梅シロップを「宇ち多゛」だとアンチャンが注いでくれるのですが、この店はキッコーマンの醤油さしに入っていて、お客さんが好きなだけ注げるという独特のスタイル。あと、面白いことに、飲める焼酎の量が決まっているという共通点がありました。(宇は5杯まで、兜は3杯まで)あまり甘ったるいのは好みでは無いため、1滴2滴を垂らす程度に留めておく。

以下、各串の感想
えり焼き(2本):鰻の首の周りの肉を集めて串刺ししたもの。通称「かぶと焼き」。骨のコリコリ感の歯ごたえが他の串には無くて独特。かなり真っ黒焦げ。うへえ。お茶漬けで食べてみたいという願望に苛まれる。★★★。
ひれ焼き(2本):背びれ腹びれ尾っぽを寄せ巻いたもの。焼く前の生状態はなかなか綺麗で、他と比べようのない代物なので興味をそそられる。一番脂分が多い。甘辛いタレと脂分の芳香に心を打たれながら、程良く焼けた皮のサクサク感とジワーと滲み出る油分が酒を進ませる。★★★。
きも焼き(1本):鰻の胃・腸・腎臓などの内臓を焼いたもの。内臓系特有の苦味とエグ味があるため、僕には苦手でした。。★★。
蒲焼き(1本):マーベラス!そりゃオーソドックスな蒲焼きですから、ハズレる訳がありません。実はタレよりも塩の方が美味しかったという罠。★★★★(塩:★★★★★)。
レバ焼き(1本):鰻10尾分の肝臓を使っている早い時間にしか御目にかかれない超レアモノ。ですが、キモ焼きと同理由で苦手でした。むしろ冷めた時はこっちの方がより苦手だったりする。★★。


頻繁に通うには、正直コストパフォーマンスがあまり良くないですし、食べモノのメニューが鰻オンリーということもあって、お薦めするには難しいお店。ですが、雰囲気は本当に素晴らしいので、「今日は鰻で一杯ひっかけたい」といった確固たる理由があれば、是非お勧めしたいですね。

◆3店目、秋田屋@大門(15:40〜16:45)◆

http://hamada.air-nifty.com/raisan/2007/08/post_02d8.html

◆4店目、西口やきとん@浅草橋(17:40〜20:30)◆

http://hamada.air-nifty.com/raisan/2006/09/__601b.html

◆5店目、じゃのすけ(休日)→とら八(20:40〜23:10)◆